前科3犯、1145148101919番。
涼枝太郎です。
解脱君が罪を贖うため、地域奉仕活動をしろというので、日記を書くことにしました。
今回はカメラで少し実験をしたので、そのことについて書いていきたいと思います。
私は、LUMIXのDC-GF9というデジタル一眼では最安級のカメラを使っています。
4年前くらいに買いまして、当時の購入価格は4.3万円。今の中古取引価格では3~4万円くらいのシロモノです。
後継機種のDC-GF10が今7.5万円くらいと思うと、近年の物価高騰ってすごいな、と感じますね。
で、このデジタル一眼のセンサーサイズは一眼レフでは最小の「マイクロフォーサーズ」。
フルサイズやAPS-C等の高級機種に比べると、センサーサイズが小さく、暗所に弱いというのが特徴です。
しかし、小さいセンサーサイズはレンズを小さく軽くするというメリットもあります。
このメリットを生かし、通常はバカでかく高価なレンズを使用しなければならないサーキット撮影をこの小さく軽いカメラで安価に行うことはできないだろうか。
今回はそんな実験をしてみました。
舞台は鈴鹿。2023年フォーミュラ1日本GP。
事前知識によれば、最低限35mm(フルサイズ)換算300mmの望遠ズームが欲しいとのこと。
つまり、マイクロフォーサーズでいうと焦点距離150mm以上、余裕をもって200mmは欲しいところ。
とはいえ、貧乏人の私にはこんなものを新品レンズで買えるわけがありません。
(ってか、カメラ本体より高い……)
よって、型落ちの1.5万円の中古レンズをカメラのキタムラで調達してきました。
LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-F5.6/MEGA O.I.S.
こいつはマイクロフォーサーズ200mm、つまりフルサイズ換算400mmのレンズです。
DC-GF9の重量が240gで、このレンズが380gらしいので、計620gの重量となります。
フルサイズではレンズだけでも1kg以上を超えるデカくて重い構成になってしまいますが、マイクロフォーサーズならこんなにコンパクト。
ちっちゃなリュックサックにも簡単に入ります。
金額も中古レンズを買ったとて15万円超は避けられないところですが、これなら6~7万円で調達可能です。
では、実際撮影したらどのようになるか。
場所はダンロップ前あたり。比較的低速で走ってくれるゾーンでの撮影です。
SCUDERIA ALPHATAURI 22 YUKI TSUNODA
ASTONMARTIN 14 FERNANDO ALONSO
MERCEDES AMG 63 GEORGE RUSSELL
ALFA ROMEO 77 VALTTERI BOTTAS
SCUDERIA FERRARI 55 CARLOS SAINZ
ALPINE 31 ESTEBAN OCON
MCLAREN MERCEDES 4 LANDO NORRIS
MCLAREN MERCEDES 81 OSCAR PIASTRI
REDBULL RACING 11 SERGIO PEREZ
写真をまともに撮ったことがないド素人が三脚等も使わずに撮影しています。加工も特に行っていません。
やっぱり焦点に関しては、フラグシップのものとと比べてかなり甘いところがあると思いますが、素人が入門で撮影する分には悪くないのではないでしょうか。
如何せん、金額は半分以下で済みますし、重たいものを持たなくて済みます。
ただ、周囲を見渡したら、本格的に撮影している人でマイクロフォーサーズの人はいませんでした……
(みなさん本気カメラでガッツリ撮影されておられました……)
今回の実験は私がサーキット撮影について書いているページで、マイクロフォーサーズで撮影していた人がいないからやってみたものです。
サーキットで、しかも1番高速なF1を…となると、どうしてもフルサイズやAPS-Cの超高級カメラで撮影されることが多いので、仕方ないんですが。
新規にデジタル一眼を始めようとする方や、マイクロフォーサーズで悩んでいる皆さんの参考になればと思います。
では、この辺で。