【日記】 5Gへの考察 ~10Gbps時代の到来~

どうも、涼枝です。
備忘録的な形で、日記を書く…的な思考整理法を成立させたいな、と思う今日この頃です。

今回のテーマは「5G」。
2020年は「5G元年」と称され、通信関連株はかなりの期待度で上昇を続けています。

で、そもそも「5G」とは何なのか。
自分自身もある程度理解しておきたかったので備忘録を書くことにしました。
巷で囁かれているものよりかは、かなり俗物的な内容になりますので、適当にみていただけたら、と思います。

涼枝の「5G」に対する理解はただ一つ。

「速くなる」

しかし、近年「速く」なっているのは携帯電話回線だけではありません。
それについて、解説していきたいと思います。

5G…5G…巷ではいろいろと叫ばれておりますが、私は5Gって言い方があまり好きじゃないです。
第5世代って言葉だけはあまり適切な時代表現にならないからです。
ここでは、私は5Gが来る現在の時代をこのように名付けたいと思います。

10Gbps時代」と。

この10Gbpsってなんやねん。って話ですが、10ギガビット毎秒の意味合いです。
8ビットが1バイトですので、ファイルの単位的に言えば、10Gbpsってのは「1.25GB/秒」の通信速度。
エロゲって大体5GB程度なもんですから、4秒あればエロゲがダウンロードできてしまう世界観。
それが「10Gbps」の世界です。

それで、移動通信の5Gってのは、
ベストエフォート(公称速度)で10Gbps~20Gbpsを出していこうっていうモノ。

しかし、詳しい方には説明する必要がありませんが、ベストエフォートなんて詐欺といってもいいです。
結局は実測が大事ですよ、実測。

ということで、実測速度を踏まえたPC関連の速度についてここでは解説していきます。

・移動通信(5G)
アメリカや韓国なんかでは既に5G通信規格でのサービス提供が始まっています。
アメリカでベンチマークした人の結果なんかを見ると、大体下りで700Mbps(0.7GBps程度)っぽいです。
韓国だとそんなに速くなくて、200Mbpsという意見もあります。
現在の日本の4Gは下りだと速くても200Mbps程度ですので、
米国基準に対応すると今の4倍程度のスピードアップが見込めるという感じです。

とはいえ、10Gbps(1.25GB/秒)の規格で実測700Mbps(87.5MB/秒)とはかなり期待外れな実情です。
一応、ドコモのデモンストレーションでは理想環境では4.5Gbps出る!と言っています。それでも「550MB/秒」程度ですね。
充分速いと言えば速いですが。

涼枝さん的には将来少し成熟して、上下で実測最大1Gbpsくらいにはなるんじゃないかな、と思っています。
4Gなどと比べて上下差があまりないらしいですし、上りの速度向上は期待したいところ。

しかし、記事を眺めていると、5Gが発展すると「光回線」なんていらなくなるわ!っていう意見も散見しますが、
それはありえねーな、というのが個人的意見です。
まだまだ5Gの世界観じゃ光回線には勝てないと思います。
(そんなスピードいらねぇわ、という考え方は置いといてください)

・光回線10G
というわけで、光回線の話です。
2年くらい前から光回線の高速化がすすんでおり、現在の最高速である10Gbpsコースが一部地域でリリースされています。

関西人ですのでeoひかりで調べると、
アスキーさんで実測測定をしており、上り5.7Gbps/下り8Gbpsのベンチ結果が発表されています。
アメリカの5G通信のベンチとくらべると、10倍以上のスピードです。まだまだ光回線は陳腐化しそうにありませんね。

とはいえ、この速度を出すのはPC環境で10Gbpsを整えなければなりませんので、なかなか対応するような人はいなさそうです。
(10GBASE-Tの有線LAN環境が必要。無線LANの最高速である11ax(Wifi6)だと実測は4Gbps以下になると想定されています。)

インターネット通信に関してはこの2つの新規格が主流になっていくのが10Gbps時代だと思っていますが、
ここ数年でローカル接続も色々と進化していっています。(この進化がないとそもそも通信の進化がないのだが)

表にまとめるとこんな感じ。
[table “26” not found /]

PC接続の最高峰PCI-eは置いておきまして、USBも随分と高速化しています。有線LANより速くなるとか恐れ入る世界観です。
上記の規格は丁度この2~3年で10Gbpsという速度に到達するようになりました。
ですので、私は10Gbps時代とこの数年を呼ぼうと思っているわけです。

しかし、PCオタク的には速度、数値に目をキラキラさせてしまいますが、
じゃあ実際問題そこまで必要か、と言われれば答えはNOですね。

通信で一番重いのって動画だと思いますが、mp4(h.265)程度じゃどんだけ重くても1GBいかないですよ。
それが1秒でダウンロード可能!?
すごいけどさー、動画って見ながらで構わないので200Mbps相当の25MB/sで40秒かけてもそんな困らないわけです。

重い通信ができるということで、自動運転に使うような大量のデータを送り付けることが可能に!?っていう意見も見かけますが、
将来的にはそりゃいけるでしょうが、
そもそも通信規格以外のネックが多い技術ですので、その未来はまだまだ遠い気がします。

何が言いたいかと言いますと、世間は騒いでいますが、
結局5Gって身近な分野で言えば大した改善にもなりませんし、身近で体験できる大きな技術革新もすぐには来ない技術ってことです。
しかも、他の10Gbps速度の接続ならともかく、移動通信の5Gっていうほど大幅な速度向上にならないと思われるので、
近年問題となっている帯域確保という負荷解消には資するでしょうが、生活改善までいくような進化にはならないと見てます。

安かったら(今と同じ金額だったら)普通の性能向上だしいいんですが、
今より高いんだったら誰もやらねぇんじゃねーかな…と推測しています。
私のようなインドア人間だと5G整備よりかは、光回線&Wifi6での4Gbps実現或いは有線での国内最高速インターネット、の方が魅力を感じますしね。

とはいえ、魅力を感じるとはいっても、別にチケット争奪戦くらいの使い道しか思い浮かびませんが………

しかしながら、速度は人を魅了するものですので、
私としては最高速環境にジャンジャンチャレンジしていきたいですね!

それでは、この辺で…
ではでは。

Blogカテゴリーの記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

twenty + 14 =