【日記】 Panasonic LUMIX DC-GF9を買ってみた。

みなさん、こんばんは。
涼枝です。新年2回目のブログ更新。
頑張ってるでしょ。ねぇ、褒めてください。

それで、今回の日記は散財レビューです。
新年やっていたAmazonの初売りセールでついミラーレス一眼を買ってしまったので、
その件についてちょっと書いていこうかと思います。


※ YOUTUBERを意識した画像
(涼枝は最近ガジェットレビューなんかのYOUTUBERをみたりして、結構はまっています)

20代リーマンにとっては、5万円相当を一気に出費するのは結構きついけど、やってしまいました
貯蓄とか考えなければ余裕でしょうが、今のご時世そうはいかないもので。

で、なんでこんな散財をしてしまったかと言いますと。
最近趣味にしているF1観戦と旅行。これをより楽しくやっていこう!と思った時に、
手持ちのiPhone8のカメラでは物足りなくなってきた、というのを感じていたからです。
その一番の問題は、カメラのシャッタースピードです。

専用アプリをいれたら変えられるらしいですが、
標準アプリではシャッタースピード固定なのでうまくいかず、今年は画像としてはF1マシンを撮ることはできませんでした。


※ 低速走行(SC出動時)に連写撮影してもこんな感じになります。(辛うじてウィリアムズであることはわかるが…)

カメラのことにほとんど無知な私が調べたところ、実は撮影の中でもサーキット撮影はかなり難易度が高いものとされており、
今回買ったカメラでも到底太刀打ちができない世界観らしいのですが(超望遠レンズとかが必要)、
私みたいなド素人がいきなりここまで手を出すのもアレですし、取り急ぎは綺麗に取れなくても、
眼で見たものとほぼ同様の大きさできちんと形が取れれば満足だなーと、思っていました。
旅は手軽に、軽くという私の理想とも大きくかけ離れてしまいますしね。

従いまして、ズームなどがある程度機能しなくても、シャッタースピードが速いカメラならいけるだろうと判断したわけです。
なので、安くてシャッタースピードが速い、そして軽くて小さい。そんなカメラというのを一つの条件として、欲しがっていました。

次にもう一つの自分の趣味、お絵かきです。
以前、解脱君が持っているRAW撮影できるカメラを利用して、HDR合成を利用したゲーム背景の作成に挑戦したことがありました。
しかし、私のカメラではないので、いちいち解脱君に借りなければならないという利用の面倒くささもあり、
あまりこの技術の方向で進化をさせていませんでした。

しかし、RAW形式で撮影できるカメラを自分でもっていれば、自分でこの系統の練習ができ、
容易に背景を作成することができるのではないか、と考えていました。

ですので、もう一つの条件
それは「RAW形式で撮影可能」なカメラということになります。

以上の点から、私は新しく買うカメラには下記のような要求条件を立てていました。

① 価格は3・4万円程度
② RAW形式で撮影可能
③ シャッタースピード1/1000以上が可能
④ オートフォーカスが速い
 (Panasonic製GH5が合焦速度が0.05秒,AF追従連写9コマ/秒なのでそれに近い数値)
⑤ 撮影技術がないため、手振れ補正アリ
⑥ 元動画編集者としては動画機能が充実していたら嬉しい(フルHD,60pは欲しい)
⑦ 超望遠機能があれば望ましい(焦点距離:400mm相当)
⑧ 小さい・軽い(レンズと合わせて1kg以下だとうれしい)

これらを踏まえてカメラを探していった結果、Panasonic製のTZ90というコンデジがよさそうだな、と考えていました。
 

①:3.5万円程度,②:RAW撮影可能,③:メカシャッター1/2000,電子シャッター1/16000
④:合焦速度0.11秒,AF追従連写5コマ/秒,⑤:手振れ補正アリ
⑥:4k30p撮影可能,⑦:焦点距離720mm(35mm判換算)レンズ搭載,⑧:332g

と、GH5の1/2くらいの性能となってしまう④のAFスピード以外は要求内容を満たしていたからです。
なので、次の旅行予定である4月までに1万円ずつくらい貯めて購入する予定でした。

ところが、やってしまいました。
 
新年、Amazonの初売をボケーっと見ていたら、
このTZ90が33000円と1000円くらい安くなっており、1000円なら待つかー、とふと下を見たところ、
購入した「GF9」を見つけてしまいました。
 

調べたところ、「GF9」は価格.comのクレカ最安価格で4.9万円程度でした。
それが、6000円安い……。ガシャ二回分……。
しかも、キタムラで中古が3.9万円の品物。発売は古いが、後継のGF90と機能的には大差がないとの評判。
これはお値打ちなんじゃないかな、と考えました。

要求条件を考えると、
①:ギリセーフ,②:RAW撮影可能,③:1/16000
④:合焦速度0.07秒,AF追従連写5コマ/秒,⑤:手振れ補正はレンズ側にのみ有(ズームレンズのみ)
⑥:4k30p撮影可能,⑦:望遠レンズ無し(付属レンズは最大焦点距離32mm),⑧:336g

と合焦速度では勝り、望遠では圧倒的に敗北するという内容。
しかし、こいつは入門機とはいえ「ミラーレス一眼」。最悪、レンズは追加で買えば、どうにかなる。
35mm判換算400mmの焦点距離レンズなら、3-4万円程度で販売されており、不満があればそれを買えばよい。

そもそも合焦速度はサーキット撮影界隈では0.05秒でも遅い扱いらしく(0.02秒くらいが多い)、
そうすると最低20万円クラスの投資が必要となり、第一の前提条件が覆るので、これくらいで良いかなーと考えました。

それと、最近のスマホカメラの進化は著しく、
iPhone11のセンサーサイズは現在「1/2.5型(24.51m㎡)」サイズまできており、
TZ90のセンサーサイズである「1/2.3型(29.14m㎡)」なんてすぐ追いついてしまうのではないか、という考えもありました。

Panasonicのミラーレス一眼のセンサーはマイクロフォーサーズというサイズが主力となっており(フルサイズもありますが)、
GF9も同じものを採用しています。この大きさは、「224.9m㎡」。iPhone11の約9倍です。
これは流石に追いつかれることがないセンサーサイズだな、と確信し、どんどん購入の方向に思考が向かっていきました。

入門機ミラーレスなら…と、
SONYのα6300やCanonのEOS M100(合焦速度0.05クラス)も他店で5万円~5.5万円であったので悩みましたが、
PanasonicのコントラストAFが時代遅れで遅いという指摘もあれば、別にそうでもないというご意見も拝見し、
色々と悩んだ結果、そもそもこれらとは1万円近く安いし、
なによりデザインが一番気に入った!という一点(ここまで言って結局そこか)で、購入をクリック。

翌日にはこのように手元に届いておりました。

無骨な黒色の「漢のカメラ」という印象が強い一眼レフですが、こちらはどちらと言えば女性受けを目指したデザイン。
シルバー基調にオレンジ色のレザー風仕上げ。
素材はプラスチックにシルバー塗装とフェイクレザーだと思いますが、見る限り質感はいい感じ(強度は怖いけど)。
レザー部分の触り心地は思った以上に良好で、形状はまっすぐですが手にフィットします。
(引っ掛かりはないけれど、それがシンプルで格好いいとは思う。涼枝は使い勝手よりもデザインを優先するタイプ。)


上面と背面のシルバーを基調としたデザインにダイヤルってのが個人的に感性が引き寄せられました。
センサーサイズも大きいEOS M100を無視したのは、ちょっとオシャレ感が足りねーなというのも事実としてあります。


レンズは標準ズームレンズ12mm-32mm(手振れ補正アリ)と単焦点25mm(手振れ補正ナシ)の二つ。
単焦点側にはリアキャップとレンズキャップの二つ付いていますが、
標準ズームレンズは最初からマウントされているため、レンズキャップはありますが、
リアキャップとボディ側のキャップがありません
鞄の広さ的関係もあり、取り外して持ち運びするつもりなので、これらは追加でAmazonに発注。1000円しないので良いでしょう。
また、小さいですがレンズフードも一応つけてくれています。
 
ついでに、レンズを保護するため37mmのレンズフィルターと液晶ガラスフィルムもポチりました。
これは各1000円ずつで計2000円程度です。

記録媒体はmicroSSDなので注意が必要です。標準では付属していません。
もちろん持っていないので、これもAmazonで別途注文。
台湾大手のTranscend製V30規格128GBで2000円。そんなに高くないです。

充電は充電器がなく、本体を使ってのUSB充電での対応になります。
旅行的には持ち物をいろいろ省略できて楽なのでありがたいです。
(なお、充電しながら撮影という用途はできないっぽいです)


 
ACアダプタ出力は5V-1Aの5Wであるため、あまり良くないのかも知れませんが、
USBPDクラスの充電器なら普通にいけるだろうと考えてやってみたところ、普通に充電できました。

先日レビューした18W出力可能なcheeroのモバイルバッテリーからも充電できます。
しかし、このように用途が増えていくと20000mAh版(なんと最大60W出力可能)を買って、
3WAY(カメラ・iPhone・Surface)充電に対応したくなってきますね。
GF9は680mAhなので普通にしてればiPhoneとの二つはいけますが、Surface充電には20000mAhが欲しいところ。
物欲はとどまるところを知りません。


あと、一応LUMIX純正ストラップが付いていますが、
金具で止めるタイプではないので使用しないことにしました。不器用にはヒモ固定怖いです。

色々開封した結果、追加で購入したものを合わせて構成はこんな感じになりました。

① LUMIX GF9 42,660円
② LUMIX 追加リアキャップ 263円
③ LUMIX ボディキャップ 258円
④ Transcend製 microSD V30規格 128GB 1,999円
⑤ Kenko 37mm レンズフィルター 1,060円
⑥ GF9用 ORMY 液晶保護ガラス 1,280円

計 47,520円

これに既に家にあったカメラケースや
レンズケースっぽい奴(実際はイヤホンケース)なんかを取り敢えず流用して節約。
ストラップはF1のチケット用の奴を使うことにしました。

3月に出す予定の費用を先行して(しかも1万円くらい追加で)だして、結構きついです。
 
以後、節約生活にいそしむこととなります。トホホ……
 
 
そうそう、それで少しだけ街に繰り出して、撮影を行いました。
  

三脚もなしに適当にパシャリと撮影。
こんな写真を適当にHDR合成して……

こんな感じに!

所要時間は30分ないくらい。
適当にやった割(初めてやった割)にはなかなか行けてる気がするのは私だけでしょうか?

ご判断は皆さまにお任せいたします。

それでは、この辺で!
ではでは~

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