みなさん、こんにちは。涼枝です。
冬コミに落ち、創作意欲が減退に減退を重ねておりましたが、作業環境を新たにすることで徐々に回復していっています。
そのことについて、今日はちょっと書こうかなと思います。
昨日、こっそり「作業環境」というページを更新しましたが、とどのつまりノートパソコンを買い換えました。
新たに買ったのは、この前発売されたSurface pro6。第8世代Core搭載のタブレットタイプノートPCです。
買い換えた理由は、前のPCの液晶を一部割ってしまった。。。というのもあったんですが、
最近、どんどん進化しているタブレット+ペンを創作に活かせないかと考えたからです。
解脱君が夏前にipadを購入し、apple penでお絵かきするようになりました。
私もいじらせていただきましたが、これは…可能性があるな、と。
10年以上前に、液晶タブレットは高くて買えない…でも普通の板タブではうまく描けない…という経験をし、
今までずっと
シャーペン⇒スキャン⇒パス入れ⇒色塗りという、マウス一本勝負の技術でやってきました。(00年代初頭かよぉ)
でも比較的安価で、しかもノートPCも兼ねるような存在が、液晶タブレットに近い性能を持ち始めた。
それは、私にとってかつての夢、液晶タブレットで絵を描くという行為を叶えるチャンス。
到着して、早速試してみました。
ソフトはCLIPSTUDIOの体験版を使いました。
今までPhotoshopCC一本でしたが、いいものですね。回転できるし、入り抜きペンが標準装備です。
これは下書きですが、シャーペンと髪で描くのと大きく変わらない感じでかけました。
もちろん紙への引っ掛かり具合とかは全然ちがいますが。
何度も消しゴムつかって紙が黒くなる、
或いは紙にダメージが蓄積するなどで使えなくなった原稿にイラつく思いがなくなるメリット考えれば、
全然妥協できる範囲内です。
なんてたって、使ったことなかった私が一発目でこれくらいは描けたわけです。
スイスイ掛けました。いやあ、最近の技術はすごい。
実は私はリアル紙でペン入れできません。
手先のブレが紙に表現されてしまい、到底見れるものではなくなるからです。
今回、私は何も調べずそのままレイヤー変えて挑戦したんですが、同じ手先のブレが表現されました。
結構絶望でしたね。どうしたもんかと。
ふと気づくと、
ペン設定のすぐ下に「手ぶれ補正スライダー」がありまして、それをMAXにしてみました。
そうすると、まぁびっくり。全然ぶれなく線が引けるではないかと。
慣れるまで時間が少しかかりましたが、上のレベルくらいまではすぐ書くことができました。
「これはもうパスは卒業かなぁ…」とも思いましたが、
パスはパスでメリットがある部分(幾何学図形とか)もあるので、今後は併用していく形になりそうです。
次の段階は塗りですが、全く手法が変わりそうなだけに心配です。
いっぱい使って、慣れて、いい作品が作れるようになれればいいなーと思ってます。
よし、三連休がんばるぞい!
ではでは。
<追記>
性能的なこと書くの忘れてたなあと。
A4の600dpiとかいうくそでか解像度で描いてましたが、ほぼ遅延なし。
ただ、3Dの素材を配置するとかいうのはスムーズにはいかないなあという感じでした。
できないことはないんですが、直観的にスイスイはいかないです。
そこらへんは、メインPCと併用して使うところかもしれないですね。