【旅行記】福岡・長崎旅行記①「出発まで」

こんにちは、涼枝です。
みなさま、本年10連休となるゴールデンウイークをいかがお過ごしでしょうか。

10日間、何も予定せずに引き籠る…というのもゼロではなかったのですが、
それだけでは何か寂しい気にもなりますし、
会社の方々から「本当につまんねーやつだな……」と思われるのもアレでしたので、
数日かけて福岡・長崎に行くことにしました。
珍しく解脱君もいない、一人旅です。完全に一人の旅は初めてな気もします。
アラサーOLにありがちな自分探しの旅的側面も否定できないですが、挑んでみることにしました。

ちなみに、この決意を固めたのはGW開始半月前の4月中旬でした。
資金面とそのほかの躊躇で、時間がかかってしまったんですね。
しかしながら、お金の面は大きく解決できず条件は下記の通りとしました。

<条件>
・GWの前半を消費し、後半は旅行記を書いたり、創作にあてたりする。
・宿泊費は勤務先から支給される福利厚生ポイント(1年分)で賄える範囲とし、この制度を活用しての旅行とする。
・大型の交通費(往復)を2~3万円程度とする。

この条件でスクリーミングした結果、
かねてから行ってみたかった「福岡・長崎」への旅行をすることにしました。
お金の使い方にメリハリを頑張ってつけた私の旅行について、これからつらつら書いていければと思います。

1.関西から九州に行くには
私が今回の九州行を決定した最大の理由は「軍艦島」にありました。
廃墟好きな私としてはぜひ一度行ってみたかった場所だったのです。
つまり、長崎までいかなければならないのですが、
車が運転できない私としては、大分選択肢が限られます。

(1)フェリーで行く
時間はあまり余るほどあるわけですから、フェリーで行くも一つの選択肢でした。
神戸港から門司港までフェリーがでており、
それだと最安5180円(2等客室:集団部屋)でいけるとのことでした。
ただ、集団部屋の2等客室……盗難の可能性や周囲の「はずれ」の可能性が高い。
となると、少し高くなるが2等客室B(一人部屋)であれば、インターネット割引で8700円…
十分許容範囲だ。

夜に出て朝につく、尚且つ宿泊費はかからない…一つの理想プランだったので、
当初はこれが最有力候補でした。まぁ、空いてなかったんですがね。

あとは、行先も門司港なので、門司⇒小倉⇒博多⇒長崎と電車経路をたどっていかねばならず。
今思えば結構不便なプランでした。

(2)バスで行く
格安旅行の代名詞、バス。腰痛との闘い覚悟で使ってみる、という選択肢。
夜間発・早朝着。片道11000円、往復19900円……

金額だけ覚えておこう。という感じでした。

(3)飛行機で行く
いつかはセレブな乗り物だった飛行機もLCCの登場により、大幅な金額ダウン。
札幌なんかに行くには最安の交通手段になりつつあります。

Peachから関西⇒長崎と関西⇒福岡、ジェットスターで関西⇒福岡、IBEXで伊丹⇒福岡、SKYでは神戸⇒長崎
と経路もそこそこあります。なお、長崎空港から長崎まではバスで1000円とのこと。

しかし、私の選択肢にLCCは最初からありませんでした。

というのも、前回の札幌行の際、peachを利用したのですが、
前便が遅延しまくった挙句、
発着可能時刻を経過したので欠航になってしまい、その日のうちに帰れない、という事象が発生しました。
しかも、明日も予約いっぱいで席がないので、
明後日か、払い戻してほかの会社を使ってほしい…という形になってしまい、迅速に行動したものの、
一泊分と他社への飛行機振替代が余計に費用がかかることになった、という悲しいことがありました。

このことからLCCのリスクに関してはかなり警戒しており、
混雑期であるGWに使うのはかなりリスキーであると考えています。

恐ろしい話ですが、飛行機会社の都合で遅延(気象や天災が起因ではない)したとしても、
払い戻しや他の自社便への振り替えは実施するが、それ以外の保証はない。他社への振り替えもしないのです。
もちろん、宿泊費など出ません。

<国内各社飛行機遅延・欠航への対応>
[table “25” not found /]

このことを私は承知しており、航空機遅延保険にも別途加入していたので(食事代しかでませんが)、
前回は大きなロスにならずに済みましたが、このような制度の違いを知らないお客様はたくさんおられ、
非常に空港はあわただしくなります。今回のようなGWだと大変な騒ぎになることは想像に難くありません。

また、このことは私も前回知らなかったのですが、LCC規定サイズのスーツケースを持っていればよいという
ものではなく、重量制限もかなり厳しく規定されています。8KGだったでしょうか。
結構すぐオーバーしてしまう重量なので、スーツケース旅行だと、お土産なんかいれるとまずオーバー。
機内持ち込みができず預けるハメになり、追加費用が発生してしまいます

こういう事情から私は最初からSKY一択でしか考えていませんでした。
SKYだと神戸⇒長崎で12500円程度。やはりちょっと割高でしたね。

(4)電車(新幹線)で行く
それで、最終決断ですが、あまりにもありがちな電車(新幹線)で行く、に落ち着きました。
東海道新幹線には「ぷらっとこだま」というこだま限定の割安チケットがあります。
もしかしたら、山陽新幹線にもこれと似たチケットがあるのではないか?と推測したからです。

バリ得こだま」新大阪⇒博多を7500円で行く格安新幹線チケットです。
このなかの「ひかり」に乗れば、なんと2時間30分程度で行けてしまうのです。
しかも500円プラスでグリーン車にグレードアップ。
なんと8000円で最も快適に博多まで行けてしまうのです。
また、200円分の博多駅内で使えるクーポン付。これは非常にコスパが高い!!

しかも、新神戸・西明石・姫路の方が近い皆様には減額サービス付。
兵庫県民には非常にありがたいチケットなのです。

また、博多⇒長崎も特急指定席でお安いチケットがJR九州の「ネット限定切符」。
早得(7日前)を使えば、なんと通常4710円のチケットが2300円に!

つまり、7500円+2300円=9800円で長崎にまで行けてしまうのです。
しかも500円足せばグリーン車で。200円のクーポン付だから博多でジュースもゲットできちゃう。
電車なので長崎駅前(繁華街)までストレートに行けてしまうのも大きい!

GW中の荒れた交通環境……
迷わずグリーン車を選択していくことにしました。

<次回>
本当に出発した九州旅行編。もう少々お待ちください!

Blogカテゴリーの記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

2 × one =